犬猫の歯の矯正について
人と比べると犬や猫で矯正治療が必要な例は多くありません。このページでは実際の矯正治療の例を紹介します。
当院では、ショードッグなどに出るための矯正治療はしておりません。かみ合わせの不具合で生活に大きな問題が生じている場合にのみ矯正治療を行います。
症例
1歳のアイリッシュセッター
治療前
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下顎が短いタイプの不正咬合(TypeⅡ)と、下顎の犬歯が外側に広がらずにまっすぐ生えることによる不正咬合(base narrow)。左右の下顎の犬歯が口蓋に突き刺さっている。(黄色矢印)
矯正器具を付け始めた状態
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治療3か月後
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6か月のトイ・プードル
治療前
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下顎犬歯の乳歯遺残が原因で永久歯の下顎犬歯が内側に偏位して生えている。上顎の乳犬歯も遺残している。
治療1か月後
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きれいな咬み合わせになった。