犬猫の歯が折れた

犬猫の歯の修復治療について

当院では年間に40-50例の修復治療を行っています。
長持ちでケアしやすい修復、汚れにくい修復治療にこだわっています。

手術用顕微鏡

10倍拡大鏡

質の高い歯の根管治療、修復治療にはこんなメリットがあります。

  • 再治療のリスクの低減(不十分な根管治療は高確率で再麻酔・再治療になります。)
  • 麻酔時間の短縮(修復治療にはかなり複雑な治療ステップがあり、病院としての治療経験が必須)
  • 器具破損による事故の可能性が低い(当院では、毎回ファイルなどの消耗品は新品に交換)
  • 万が一再治療が必要になった時も、十分な内容の治療記録が残っていると原因を究明できる(十分な内容の治療記録が残っていないと技術は進歩しません)
  • 治療後も歯ブラシがしやすい(修復物の凹凸がなく汚れが付きにくい、歯周炎になりにくい)

根管治療とは…こちらをご覧ください

症例

9才 柴犬 左上顎の第四前臼歯の破折 食べ方に異変。歯磨きを嫌がる。

治療前 右上顎第四前臼歯

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レントゲンではわずかな根尖病巣(歯根の先の炎症)がみられる

治療前のレントゲン

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治療後

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段差のないきれいな修復ができている

治療前のレントゲン

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緊密な根管充填ができている。

9才 トイ・プードル

治療前(歯冠だけでなく、歯根にまで割れ目が及ぶ)

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右第四前臼歯
露髄なし

左第四前臼歯
露髄あり

治療直後

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右第四前臼歯
新しい歯ぐきの再建

左第四前臼歯
抜髄根管充填と歯ぐきの再建。

治療後のレントゲン

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左第四前臼歯
亀裂は歯根の深い位置まで及んでいた

半年後

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右第四前臼歯
歯ブラシの仕方も良い

左第四前臼歯
歯ブラシの仕方も良い

4才 ミニチュア・ダックスフンド

治療前

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左第四前臼歯
露髄はなし 割れ目が歯根深くまで及ぶ

治療直後

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左第四前臼歯
特殊なボンドを使用して歯根の接着

治療6か月後

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歯周炎になりやすい歯根の修復も今のところ問題なし

根管治療とは? 当院での方法

破折し、歯髄(神経)が露出した手術前の歯(左写真)の根管治療の例

根管治療の例

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  • 歯の表面の汚れを落とす。(破折は歯ぐきに下に及んでいるので歯肉も一部切除している)
  • 治療する歯に局所麻酔をする。
  • 最も根管へのアクセスが良くなる部分の歯冠に穴を開ける。(開口)
  • スムーズで直線的な治療ができるようにアクセスを十分に広げる。(開拡)
  • さらに上部1/3を広げる。
  • 根管の長さを、根管長測定器とレントゲンで測定する。
  • ファイルというギザギザの付いた細い棒のようなものを根尖まで入れ、汚れた根管を少しずつ削る。
  • EDTAという骨片を溶解する薬剤、塩素系の有機物溶解剤、超音波洗浄器などを使用して化学的な洗浄をする。
  • ペーパーポイントで根管内を完全に乾燥させる。
  • シーラーという根尖を封鎖するペーストを根管内に入れてから、GPやMTAという充填剤で密封。
  • グラスアイオノマーセメントで裏層する。(修復治療のための土台を作る)
  • その後修復治療(解説は省略)
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