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院長ブログ

院長執筆の論文

院長が執筆して掲載された論文についてです。

Journal of Veterinary Dentistryは、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ、イギリス、カナダ、ブラジル、日本の獣医歯科学会の公式ジャーナルです。

Standardization of oral photography in dogs and cats は、犬猫の口腔内写真の規格化と標準化に関する論文です。歯科治療における口腔内写真は、歯科レントゲン、印象採取と並んで歯科診療に必要な重要な検査・記録手段の一つです。ただ、犬や猫の口腔内写真を撮るうえでの課題として、犬猫の顔のサイズや形がばらばらで、撮影する条件や写真の構成が一定にできないために、撮影するたびに条件を統一できず客観的な評価ができなかったという問題がありました。それを克服するために撮影条件の定義を試みたのが、院長の論文です。

例えば、このような2つの写真を見てみましょう。

最初の写真が初診の写真、2枚目の写真は2年後の写真です。治療後の歯ぐきの色の変化、汚れの付き方、歯の色など、撮影した時期が異なっていても写真の構成や露出、部屋の明るさなどが同じで比較が可能ですよね。

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