トピックス

院長ブログ(歯科)

  • 麻酔のリスクを抑えるには

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    口の周りの痛みで来院した13歳のトイ・プードルです。慢性腎臓病のある犬の麻酔で、治療にはリスクの高い麻酔と歯科処置が必要です。いまだに大半の方が、このような状態になってから来院されます。麻酔は、動物の年齢や持病・手術の内容によって大きく異な...

  • 破折修復の質とは

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    両側の歯が折れてしまったこの写真です。左が歯冠単純破折と、右が歯冠複雑破折で比較的治療しやすい破折の治療です。ひと口に“修復治療”といっても、その質を上げるために様々なことを考えます。より歯石が付きにくく、ご家族が日々のケアをしやすくなる修...

  • 歯が折れたけど神経が見えていないから大丈夫?

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    歯が折れた場合に、明らかな露髄がなくても歯髄の感染がおこる場合があり、その例を紹介します。 歯が折れていますが、露髄はない(神経は露出していない)ように見えます。ただ、レントゲンを撮影すると根尖に炎症や感染を示す病巣があり(写真)、実際にこ...

  • 新しい超音波診断装置、DR X線診断装置

    院長ブログ(歯科)院長ブログ(気まぐれ)院長ブログ(腫瘍)

    新しい超音波診断装置とX線DR装置がリニューアルして検査機器に加わりました。中でも超音波診断装置は、画像がクリアで大画面ですので、見落としは少なくなり、ご家族に対する病気の説明の時にも理解していただきやすくなるものと考えています。当院ではお...

  • 規格が一定の写真とは

    院長ブログ(歯科)

    規格が一定の写真というのはどういう意味なのでしょうか写真の規格を一定にすべき条件というのは、例えば次のようなものがあります。これの条件が一定でないと、わずかな炎症や色の変化がカメラの条件の変化によるものなのか、実際に患者に起きている変化なの...

  • 院長執筆の論文

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    院長が執筆して掲載された論文についてです。Journal of Veterinary Dentistryは、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ、イギリス、カナダ、ブラジル、日本の獣医歯科学会の公式ジャーナルです。Standardizati...

  • 進化したモーターファイル

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    ニッケルチタン製ファイルは、歯内治療において根管拡大をハンドモーターに装着して使用します。ファイルの種類、根管の形態に応じて回転数や回転モード、トルクや速さを調節して行う根管拡大を迅速に行うために使用します。当院で最近導入したものは、さらに...

  • マイクロスコープの録画とモニター出力

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    顕微鏡に4Kのモニターと録画機器を導入しました。今までは顕微鏡を覗いている院長しか処置内容が分からず、助手が手を出すことが難しかったのですが、導入後はモニターを介して助手と情報共有することで、処置がスムーズになり、麻酔時間も短縮も期待できる...

  • 歯周病・歯ブラシ・シニア

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    犬や猫の歯周病。高齢になればなるほどペットを悩ませる厄介な病気です。私たちヒトのように麻酔なしで診察や検査、治療ができればどんなに助かるだろうと思いますが、現実はそうはいきません。年々長寿化するペットのQOLに最も影響を与えている病気の一つ...

  • 犬の歯が折れた(破折)

    院長ブログ(歯科)

    犬の破折について相談が多いので、考え方について簡単にお伝えしたいと思います。歯は、皮膚などの臓器と異なり自然に修復する機能がないので、“様子を見る”という選択肢はありません。基本的には修復治療するか、抜歯するかの選択となります。歯が折れた時...

  • 猫の犬歯が折れた(破折)

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    先日、猫の歯の破折(歯が折れた)の治療をしました。写真を見ると歯髄が露出しています。レントゲンでは歯髄から根尖に感染が波及して根尖周囲病巣(赤丸印)が出ています。歯は皮膚などの臓器と異なり、歯の損傷が自然に修復すされることは基本的にありませ...

  • 高倍率の拡大鏡

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    当院で使用している8倍拡大鏡の紹介をさせていただきます。この拡大鏡を使う前は、手術用の顕微鏡を使っていましたが、処置する場所を変わるときにそのたびにピントを常に合わせるために処置が煩雑になって麻酔時間もやや長くなってしまうこともよくありまし...

  • 除細動器

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    犬猫においても、様々な原因で心室細動などの致命的な不整脈が出ることがあります。このような不整脈が出た場合、心臓のポンプ機能は実質ゼロになります。このような状態の犬や猫の命を救うために有効な方法は電気的除細動しかありません。「除細動器があれば...

  • 第35回歯科セミナー

    院長ブログ(歯科)

    当院の歯科セミナーもいよいよ35回を迎えます。歯ブラシの仕方、歯石取りの時期や目安、麻酔の話、歯石取りの様子など、飼い主様が何となく不安に感じているけれど、普段なかなか聞けない内容を詰め込んだセミナーです。このセミナーを始める前、私(院長)...

  • 院長のつぶやき(歯科)

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    犬や猫の歯は、すぐに汚れて口臭が出て、きれいにしてもそれを保つのはとても難しいですよね。人間のように細かくお手入れはできませんし、歯石を取るだけでも麻酔が必要だし、歯石取りをして一時的にきれいになっても、きれいに保つことなんて至難の業!ずっ...

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