院長ブログ(歯科) / 院長ブログ(気まぐれ) / 院長ブログ(腫瘍)
麻酔の三大合併症の一つ、低体温
麻酔の三大合併症とは
麻酔で事故が起こるときには様々な要因があるのですが、どんなトラブルや合併症が多いのかがわかるとそれに対する効果的な対策をとることができます。麻酔の三大合併症がこの3つです。
- 低喚起
- 低血圧
- 低体温
この寒い冬、低体温はつい忘れがちになりがちですが、特に体温が下がりやすい小型犬では問題になりやすいですいと感じます。(どれだけ努力しても下がってしまいます)
小型犬は、体脂肪が少ないこと、肝臓での糖の貯蔵能が乏しい、筋肉が少ない、体重当たりの体表面積が大きいことなどが原因で体温は特に下がりやすいです。
低体温でも麻酔中は体の震えも起こりません。そのまま麻酔から覚めるとそのような子では急に体を震わせ、その時の酸素要求量は3倍にも跳ね上がります。
歯科処置ではたくさんの水を使うことでより低温にさせてしまいます。
この寒い冬、当院ではこれらの対策で安全な麻酔管理に努めています。

