院長ブログ(歯科) / 院長ブログ(気まぐれ)
適切な救命処置とは
2年前に私(院長)は、 RECOVER という救命処置のプログラムを履修しましたが、その修了証の有効期限が切れたので、アップデートされた再履修プログラムを受けました。
RECOVERガイドラインは、犬と猫の心肺蘇生(CPR)における世界基準のガイドラインです。エビデンスに基づいた統一されたCPRプロトコルを提供し、救急獣医療における治療標準を向上させることを目的としています。
より高い確率で救命処置をするために、心臓マッサージ、人工呼吸、薬剤投与、除細動など、細かく手順が規定されていて、患者の状態に応じた適切な対応ができるようになっています。
様々な病気で動物の状態が急変したり、日々の麻酔中や麻酔後に状態が急変するようなことは、一定の確率で必ず起こると考えなければなりません。
当院では毎日のように麻酔下での処置を行っており、万が一の時に適切な処置で救命するためにも日々のトレーニングが欠かせないと考えています。
