院長ブログ(歯科)
デンタルユニットのハンドピース
猫の口内炎などの病気などでは複数の歯を1回の治療で抜歯しなければならなかったり、
犬でも様々な歯に対して修復治療や抜歯などの複数の治療が必要になることは一般的です。
そのような場合、写真にあるような “バー” という切削器具を歯科ユニットのハンドピースに装着するのですが、治療用途によって適切なものにそのたびにバーの交換をしならず、それがとても手間で、その交換のために時間もかかってしまうことも多いです。
獣医の世界ではユニットに一つしかハンドピースついていないのが一般的ですが、その場合にはバーの交換ばかりしなくてはなりません。
当院のユニットは1つのユニットに2つのハンドピースがあり、それを同時に2台使用できるので、合計で4本のハンドピースが同時に使えてバーの交換に要する時間や手間がかかりません。
当院では歯科助手も基本的に2人(そのほかに麻酔係が1名)いて、視野の確保や止血、器具の交換などがスムーズで安全にできるように配慮して処置を行っています。
